ニュースリリース
 




    各  位

 

 

平成 22年 8月 31日

会 社 名  興 研 株 式 会 社
代表者名 代表取締役社長 酒井宏之
(JASDAQコード番号:7963)
問い合わせ先 広報・IR室長 菊池一誠
電 話  03-5276-1932

 

オープンクリーンシステム「KOACH」シリーズ
ダイゴコーチ、連続コーチ、フロアーコーチの開発

 

 当社は平成20年に、開放式クリーンベンチ「オープンクリーンベンチ」を開発し、発表いたしました。発表当初の段階では、一般に普及しているクリーンベンチが『囲いがあるため、使い勝手が悪い』というユーザーの潜在的な声に対応した“囲いのないクリーンベンチ”を開発したものでした。しかしこの発表後、展示会への出展や学会発表等を通じ、『大規模なクリーンルームから必要部分だけをクリーンにするミニエンバイロメントに、この技術が応用できないか?』とのユーザーの声が数多く寄せられたため、クリーンベンチの枠を超えたミニエンバイロメント対応機器の開発を進めて参りました。

  この度、その一環から、斜流オープンクリーンゾーン生成装置「ダイゴコーチ」、横連続クリーンゾーン生成装置「連続コーチ」及び全面クリーンゾーン生成装置「フロアーコーチ」の3機種を開発し、オープンクリーンシステム「KOACH(コーチ)」として、本格的にクリーンビジネスに参入することにいたしましたので、お知らせいたします。

 

 

【新機種の概要】

  (1)斜流オープンクリーンゾーン生成装置「ダイゴコーチ」
    「KOACH D 900-H」(HEPAフィルタ仕様)
【特許出願番号】特願2007-120626,特願2010-30046
   
“ライン作業に人が介在しても安定したクリーンゾーンを確保”

   
「ラインの一部にクリーンゾーンを作り、そこにオペレーターを立たせたい」 「KOACHを導入したいが、人が配置できなくなる」そのような声に応えたのがダイゴコーチです。
 (吹出開口面寸法:W900mm×H700mm)
   


斜めに吹き出す気流がクリーンゾーンを形成するので、人を配置しても安定した清浄度を保つことがでます。(特許出願中)
   


柱等の障害物があって「KOACH」を正対させられない場合の処置としてもダイゴコーチは有効です。
         
  (2)横連続クリーンゾーン生成装置「連続コーチ」
    「KOACH R 1050-H」(HEPAフィルタ仕様)
【特許出願番号】特願2007-120626,特願2010-150505
   
“よりワイドなクリーンゾーンを確保”

   
単品ユニットからはじまった「KOACH」に、よりワイドなクリーンゾーンを要望する声に応えて開発されたのが「連続コーチ」です。
   


従来どうしても生じてしまっていたユニットとユニットの間の清浄度の低下を、新たな技術の導入で防ぐことができます。(特許出願中)
   


この技術で、「KOACH」はいくらでも連続して開口面を拡張することが可能となりました。
         
     
 (吹出開口面寸法:W1,050mm×H700mm)

         
 
(3)全面クリーンゾーン生成装置「フロアーコーチ」
    「KOACH F 1050-H」(HEPAフィルタ仕様)
【特許出願番号】特願2007-120626,特願2010-150505
   
“装置間すべての範囲がクリーンゾーンに”

   
連続コーチの技術を応用し、かつ送風機を背面に移動することにより、床面までの全面クリーン化を可能にしました。
   


複数台を組み合わせて対向させれば、オープンクリーンブースになります。
   


高さ調整台を利用すればどの高さからでもクリーンゾーンの形成が可能です。
   


広い室内の一角だけクリーン化したい場合や、大きなクリーンルーム内の一部だけをより高い清浄度にしたい場合に適しています。
   


4組をセットした場合は、清浄空間(開口面間距離)を最大4,000mmまで伸ばすことができます。
         
     
 (吹出開口面寸法:W1,050mm×H850mm)

         

【オープンクリーンシステム「KOACH」について】
  (1)同一ベクトル集合流を基礎技術とする
   
 オープンクリーンシステム「KOACH」は、吹出し面全体から同一方向に均一風速かつ微風速(1.0m/s以下)で流れる気流の集合体の「同一ベクトル集合流」を基礎技術としています。
 同一ベクトル集合流には、以下の特長があります。

    コヒーレントな流れが生じる
   

コンタミナントを捕捉して拡散させない
   

気流復元性が高いので障害物があっても拡散しにくい
             
  (2)同一ベクトル集合流を対向させる
   
 「KOACH」のプッシュフードからは、清浄化されたコヒーレントな気流が吹き出しますが、周りが囲われていなければ吹き出し面から離れるにしたがって周囲の空気を誘引してしまい、徐々に清浄領域が狭まります。(図1)

  この問題を、対向させた2つのプッシュフードから吹き出す清浄化されたコヒーレントな気流を衝突させること(対向型気流)で解決したのが、オープンクリーンシステム「KOACH」です。

 対向型気流によって周囲の空気の誘引が抑制されるため、吹き出し面から離れた位置でもゾーン内の清浄度の低下はほとんど見られません。
コヒーレントな気流は微風速でありながら長い気流到達距離を得ることができます。(図2)

             
  (3)広い範囲のクリーンゾーンを形成できる
   
  清浄化されたコヒーレントな気流がプッシュフード間の中央で衝突し、垂直・水平方向へ押し出されることでクリーンゾーンを形成します。

  このコヒーレントな気流を衝突させるからこそ、囲いがないにもかかわらず広い範囲の清浄空間を形成することができます。

  また、この空間に存在する物質に対する気流の影響が最小限となるよう設計されています。
             
  (4)KOACHがもたらす様々なメリット
   
  「KOACH」は、ユーザーの皆さまに、以下のようなメリットをもたらせます。
           
   
 @
いつでも どこでも 囲うことなく高度なクリーンゾーンを形成
     
HEPAフィルタ仕様で、ISOクラス5のオープンクリーンゾーンを形成
     
研究室でも生産現場でも、場所を選ぶことなく設置が可能
     
設置後の移動も容易
   

A

スイッチオンの30秒後にはクリーンゾーンが出現
     
使用したい時だけ運転すれば良いので、消費電力を最小限に抑えることができる
   

B

クリーンルーム内で使用すれば究極の清浄度を得ることができる
     
作業の影響も受けにくく、高い清浄度を維持する
             

【販売予定価格】
 
品種
品番
税抜き価格
税込み価格
ダイゴコーチ KOACH D 900-H
4,500,000円
4,725,000円
連続コーチ KOACH R 1050-H
5,000,000円
5,250,000円
フロアーコーチ KOACH F 1050-H
5,500,000円
5,775,000円
※2台1セット価格
                   
【販売予定】 平成22年9月1日より受注開始
   
【問合せ先】

環境エンジニアリングディビジョン マネージャー 横野 喜則
TEL 03-5276-1931(ダイヤルイン) FAX 03-3265-1976
E-mail:kankyo@koken-ltd.co.jp

※カタログ及び詳しい資料等は資料請求フォーム、または上記E-mailでご請求下さい。

 

 


 

<ご参考>

オープンクリーンシステム「KOACH」シリーズ 製品ラインナップ

名称
(搭載フィルタ)
吹出
開口面
寸法
(mm)
清浄
空間
(開口
面間
距離)
(mm)
電源
特長
外観
オープン
クリーンベンチ
「KOACH C 900-H」
(HEPAフィルタ)
W900
×
H700
2,300
以内
単相
100V

50Hz
/60Hz
テーブル上の作業エリアをクリーン化するのに適する
オープン
クリーンベンチ
「KOACH C 645-H」
(HEPAフィルタ
W645
×
H700
1,800
以内
単相
100V

50Hz
/60H
「C 900-H」のスモールタイプ
ダイゴコーチ
「KOACH D 900-H」
(HEPAフィルタ)
W900
×
H700
2,100
以内
単相
100V

50Hz
/60Hz
ライン作業に人が介在しても安定したクリーンゾーンを確保
連続コーチ
「KOACH R 1050-H」
(HEPAフィルタ)
W1,050
×
H700
2,400
以内
3相
200V

50Hz
/60H
連続して並べることで、よりワイドなクリーンゾーンの形成が可能に

*右下画像
  3セット連続
フロアーコーチ
「KOACH F 1050-H」
(HEPAフィルタ)
W1,050
×
H850
4,000
以内
(4組
セット

場合)
3相
200V

50Hz
/60Hz
装置間のすべてをクリーンゾーンにする

*右下画像
  4組セット

以上

 

 

印刷用PDF(494KB)

 

オープンクリーンシステム「KOACH」のページはこちら

このページのトップへ

← ニュースリリース一覧へ戻る    ← ホームへ戻る