ニュースリリース
 




    各  位

 

 

 

平成19年 6月 25日

会 社 名  興 研 株 式 会 社
代表者名 代表取締役社長 酒井宏之
(JASDAQコード7963)
問い合わせ先 広報・IR室長 菊池一誠
電 話  03-5276-1932

 

防毒マスク用吸収缶のリサイクルシステムについて

 

  現在、地球環境保護という考えが、世界的に認知、浸透されつつあるなか、国内でも、政府、自治体、企業のそれぞれが、環境への負荷が少ない「循環型社会」の形成を目指し、生産から流通、消費、廃棄に至るまで、製品の効率的な利用やリサイクルを推し進めています。

 
当社におきましても、環境問題への取り組みを経営の重要課題の1つとして位置付けており、製品の開発に際しては、環境負荷の少ない原材料の選定や製品設計を行い、「バイプロミクロンフィルター※」の開発など、資源の再利用も積極的に進めております。また、昨年10月には、防じんマスクの使用済みフィルターのリサイクルシステム「ミクロンフィルター・リサイクルシステム」の事業化を開始しました。

  このリサイクルシステムは、資源の循環、廃棄物低減等による地球環境への配慮という社会的ニーズに応えるため、当社防じんマスクの使用済みフィルターを新しい資源として再利用する業界初のシステムであり、事業化後、大手製造業を中心に採用が広がっております。

  当社では、この「ミクロンフィルター・リサイクルシステム」に加えて、リサイクル対象品の拡大も検討してまいりました。
 その結果今回、「ミクロンフィルター・リサイクルシステム」と同システムによる「防毒マスク用吸収缶・リサイクルシステム」の運用を開始することといたしました。

  ミクロンフィルターと吸収缶のリサイクルシステムを推進することで、当社は環境負荷の低減はもちろん、お客様の廃棄物処理のご負担をさらに軽減することに役立ててまいります。

※バイプロミクロンフィルター

防じんマスク用のフィルターの原反から、「ミクロンフィルター」を打ち抜いた後、余った部分を開繊、 不織布化し、フィルターとして再加工したもの

 

《防毒マスク用吸収缶・リサイクルシステムの背景と概要》

  当社は産業用マスクの供給メーカーとして、お客様の生産現場における廃棄物の削減と廃棄物の管理等にともなう負担の軽減策の検討をかねてより行ってまいりました。その方策の1つとして、昨年10月、防じんマスクの使用済みフィルターのマテリアルリサイクルシステム「ミクロンフィルター・リサイクルシステム」を事業化いたしました。
  そして今回、このリサイクルシステムの対象品目に、防毒マスクの交換用吸収缶(有害ガス吸着用のカートリッジ)を加えることにいたしました。

  このシステムでは、まず当社がリサイクル契約をしていただいた事業所様から、使用済みの防毒マスク用吸収缶をリサイクル資材として買取ります。その後、最新の処理技術である「熱分解ガス化溶融方式」によるマテリアルリサイクルを外部委託し、資源やエネルギーとして再利用することで、環境負荷の低減を図るシステムです。

  当社の防毒マスク用吸収缶の吸着剤は活性炭(椰子殻100%)製で、缶体(容器)は塩素化合物を含まないポリプロピレン製です。金属部やガラス繊維部も無く、非常に精製効率も高いため、このリサイクルシステムに合致した製品とも言えます。

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《熱分解ガス化溶融方式》

 お客様がご使用された防毒マスクの吸収缶は、弊社のリサイクルシステムを活用していただくことにより、廃棄処分ではなく「熱分解ガス化溶融方式」の技術で合成ガス精製し、「H2」、「CO」等へと置換され、再利用されます。

  これまで産業廃棄物の処理として、多くで行われてきた焼却方式が、近年のダイオキシン汚染の問題を契機に見直されているなか、このリサイクル技術は、国が定めるダイオキシン排出量やばいじんなどの汚染物質濃度の基準値をはるかに下回るシステムとして、多目的に利用されています。

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《リサイクル対象の吸収缶》
 使用済、未使用にかかわらず、以下の弊社製防毒マスク用吸収缶がリサイクルの対象になります。
 (吸収缶を包装している袋は吸収缶と一緒にリサイクルできます。)

リサイクル対象の吸収缶
使用しているマスクの品名
 KGC-1型シリーズ
  KGC-1型M有機ガス用、KGC-1型L有機ガス用、
  KGC-1型S有機ガス用、KGC-5MC型
 R-5、R-5X、R-8A、RR-7、DD-3
 KGC-10型シリーズ
  KGC-10型有機ガス用、KGC-10MC型
 G-7、GW-7、HV-7

 ※アスベスト作業やダイオキシン類等の有害性の高い物質、PCB等の特別管理廃棄物に対して使用したものは対象外です。

 

《防毒マスク用吸収缶・リサイクルシステム事業の開始時期》

   ・2007年7月

 

 ミクロンフィルターおよび吸収缶のリサイクルシステムは、当社の地球環境保全への取り組みを具現化したもので、当社は今後も環境負荷低減に配慮した製品・技術開発と製造、そしてリサイクルシステムの構築を通じて、さらに地球にやさしい資源循環型社会の実現に向けて貢献してまいります。

以上

 

【防毒マスク用吸収缶・リサイクルシステムに関する問い合わせ先】

  
興研株式会社 安全衛生ディビジョン 販売企画セクション 市橋 誠
   (電話:03-5276-1916 FAX:03-3265-1976)


印刷用PDF(437KB)

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