医療従事者から一般の方まで。安心と快適を届けられる製品開発を。

2007年新卒入社 
E.S
大学院理工学研究科/
生物圏環境科学専攻
技術職
ライフセーフティディビジョン 所属

基礎研究所を経て、現在はライフセーフティディビジョンに所属しています。
研究所では、入社から約10年間、フィルタに関する研究や、当社独自の技術を搭載した「呼吸サンプリング装置」や「呼吸シミュレータ」を用いたマスクの評価、マスクのフィットチェックの有効性についての研究に携わりました。

現在は、よりお客様に近い部門に所属し、主に医療従事者向けの感染対策製品の開発を行っています。

Q1. 入社を決めた理由・きっかけは
何ですか?

高専・大学と理系の分野で学んでいたため、卒業後は技術職として働きたいと思い、就活サイトで様々な企業を検索していました。その時にたまたま目に入ったマスクの写真が印象的で、興研に興味を持ちました。

説明会に参加した時に、他社にない技術を作り出している会社であることを知り、私もそのような研究・開発に携わり、人の健康を守る仕事がしたいと思い、入社を決めました。

Q2. 現在のお仕事内容・やりがいについて教えてください。

医療現場で使用する感染対策製品の開発に携わっています。ライフセーフティディビジョンは、医療関連や一般消費者向けの製品を扱う部門ですので、開発の他、看護師や看護学生の方々が参加する研修会に出向くこともあります。
そこでは、マスクの着用方法を説明したり、マスクがきちんとフィットしているかを確認する実習を行います。また、感染制御に関する学会や展示会に参加することもあります。

このような場で、実際に感染対策製品を使用する医療従事者の方の感想を直接お聞きすることができ、お客様から様々なご意見を頂くことも多く、今後の製品開発の参考となります。
医療従事者の方のご意見に応えることはもちろん、私たちの視点で使用するみなさんが安心で快適と思っていただけるような新しい製品を開発することが当面の目標です。

Q3. ずばり興研の魅力とは?

徹底的に研究ができるところだと思います。例えば、先進技術センターには、突き詰めて研究できる設備が整っています。
製品開発の基礎研究及び性能評価を行うための測定装置や分析機器の他、開発した製品が「様々な作業環境下で本当に機能するか」を試験するために、高温・低温の環境や、有害物質を含んだミスト環境、溶接作業を模擬する場所もあります。

さらに、作業をしている方々の呼吸を収集・蓄積し、人間の呼吸を再現する装置も独自開発しており、より実際の人間に近い条件で性能評価を行えます。

また、月に1度、技術職の社員全員と全役員が参加する研究発表会があり、そこで研究成果を報告します。入社1年目から発表の機会があり、自分にはない視点からの意見も多く得られるので、貴重な場となっています。

チームメンバーからの声

後輩 A.I
基礎研究所
技術職

製品の改良に関するプロジェクトに一緒に参加させて頂いています。私の基本業務は研究になりますが、研究という視点からの意見を聞いてくださいます。
また、プロジェクト以外でも、試作品等の性能評価試験を通じて協働させて頂くことも多く、その際には多くの助言をくださいます。いつもありがとうございます。

後輩 H.S
開発部
技術職

所属部門やプロジェクトは異なりますが、技術的なことについてわからないことを尋ねるといつも親身になって聞いてくださり、的確なアドバイスをいただけます。マスクのことについて相談するならSリーダー!と思っています。
また、業務以外のことでも色々な話を聞いてくださり、大変頼りにしています。私もSリーダーのように技術面も人柄についても頼られる人になるのが目標です。

大切にしている興研の行動理念

# 共働

研究や開発を進める中で分からないことがあるときは、一人で考え込まずに、先輩、後輩関係なく周囲の方に相談します。製品開発において、特定の分野に精通している技術者とのやりとりでは、いつも学びがあります。相談に対して一緒に解決策を考えてくださる方も多く、会話の途中で突然解決策が思い浮かぶことも少なくありません。

また現在、ディビジョン、テクノヤード、研究所といった部門が異なるメンバーと共に開発を行っており、私はそのプロジェクトリーダーとして、開発工程の作成や管理を担当しています。
各メンバーとコミュニケーションをとりながら、相談しやすい雰囲気で、みんなで話し合いながらプロジェクトが進められるように心掛けています。

その他の社員インタビュー

技術者として成長できる環境と事業内容に共感。
新市場を切り拓く「製品力」と「開発力」に惹かれて。
興研の営業は物売りではない。だからこそ面白い。